おむつゴミを捨てる際の臭い対策
介護や子育てなどをしていると、紙おむつを使う機会は非常に多くあるものです。その場合、紙おむつを処分する際の臭い対策に悩んでいる方は少なくないでしょう。とりわけ暑い夏場は雑菌が繁殖しやすいので、臭いがさらにきつくなってしまいます。
紙おむつは火で燃えるために、基本的にゴミ袋に入れて可燃ゴミとして出せばいいだけです。そして、臭いを解消する対策として、紙おむつを捨てる際は新聞紙でしっかりと包んで捨てることが大事です。
そもそも新聞紙には高い消臭効果があるため、使い終わった紙おむつを包むことで嫌な臭いが外部に漏れにくくなります。新聞紙に包んだ後、ビニール袋に入れてしっかりと閉じて捨てれば、普通にゴミ袋に入れて捨てるよりも臭いが周囲に広がりにくくなります。
新聞紙はどこの家庭にもあるものなので、手軽に臭い対策を行うことが可能です。
注意点としては、紙おむつに付着している便は必ずトイレに流してから捨てるようにしましょう。便が紙おむつに付いている状態で捨てると、臭いが外部に漏れやすくなってしまうからです。
もしも便がこびりついて取れない時は、汚れた部分を内側にして丸めてテープを止めるようにすればいいです。また、初めて紙おむつを使う場合、トイレに流して捨てても大丈夫と勘違いしてしまう方も少なくありません。
しかしトイレに紙おむつを流してしまうと、排水管に紙おむつが詰まるのはもちろん配管内を傷つける恐れがあります。そのため、絶対に紙おむつはトイレに流さず、新聞紙に包んでゴミ袋に捨てるようにしてください。
その他にも、通常のおむつよりも消臭性の高い紙おむつを使うことも有効な臭い対策だといえます。
紙おむつに含まれている消臭成分に水が反応すると、芳香成分が充満して不快な臭いを解消してくれる効果を期待できます。したがって、新聞紙、ビニール袋、消臭性の高い紙おむつを使うことで、嫌な臭いを大きく抑えることが可能です。